食品衛生責任者

この資格は講習を1日受講するだけで良いので、誰でも取ることが出来る。講習の終了後に簡単な試験がありますが、普通に話を聞いていれば分かるものなので合格率は100％でしょう。この資格は飲食店を開業する際に必須なので、逆に言えば食品を提供する仕事の人しかこの資格を取ることはないと思います。よく似た名前の資格で「食品衛生管理者」というのがあるのでお間違えなく。さて食品衛生責任者の受講内容は主に「食中毒を出さない」ということ。さまざまな食中毒菌の名前や性質、防ぐ方法について学ぶことが出来る。今まで食中毒というのは「古い食材を使うから」とか「加熱すれば絶対に食中毒は防げる」と思っていたが、そうではないということを知ることが出来た。カレーや味噌汁のようなものでも、長い時間放置しておくと菌が増殖するらしい。そのことを学ぶと、自宅の台所の物がすべて汚く見えて不衛生に感じます。もし潔癖性の人がこれを受講したならば世の中がすべて病原菌に見えて大変なことになってしまうのではないかと。
てっちゃん (30代男性) 2010年8月