4年制の大学で勉強していました。どこの学校もそうかと思いますが、最終学年の秋頃までは臨床実習があります。私の場合は9月末まで実習、それから翌年の1月まで卒業論文に取り組んでいました。実際に受験勉強に集中したのは試験の年の1月に入ってからです。就職活動も並行して行っていました。作業療法士試験は共通科目と専門科目に分かれていますので、問題集と参考書を1冊ずつ購入して勉強しました。それまでの傾向として、例年過去問通りの問題が多く出ていたので、過去問を中心に問題を解き、間違った部分を参考書や授業で使用した教科書で確認するといった勉強方法でした。私の通っていた大学は国家試験対策が充実していた学校ではありませんでしたので、ほぼ自宅学習で、毎日8時間以上、2ヶ月間集中して勉強しました。その年の本番は例年とは傾向ががらりと変わった問題が多く出題され、見たことのない問題ばかりで試験中に真っ青になりました。同級生も同様で、試験後の自己採点では皆で暗くなったことを覚えています。その年は例年より10パーセント近く合格率が落ち込み、同じように勉強をしていた受験生が多かったようでした。合格発表まで気が気ではありませんでしたが、何とか無事に合格しました
ナナイロ (20代女性) 平成20年3月