短大で小学校教諭の資格を取るための勉強をしてきました。必要科目が多いのと、成績も悪いと資格取得できないので、よく勉強した学生生活を過ごしました。小学校なので基本全科目指導になるため、主要科目だけでなく、体育や図工、美術、音楽と一通り教育法から教科学習と学びました。塾でアルバイトをしていて、学校の先生になるのではなく、塾で働くことを選んだため、教員採用試験は受けずに就職活動をしました。運もあり大手学習塾に採用され、学校とはまた違いながらも教育に関わる仕事に就くことができましたが、全く資格を持っているは関係ありませんでした。それでも教育は教育なので学んだことが役に立つことも多々ありましたが、資格を持っていてのメリットはありませんでした。その後転職を考えるも、小学校教諭の資格が必要な仕事は別になく、保育士の資格がないとダメとかばかりなのが現状でした。小学校教諭の資格を生かせるのは小学校の先生だけかと思っていたら、今度は資格更新制度になってしまい、更新年を逃すと、いざ教壇に立ちたいと思っても持っている資格は無効なのです。だからと更新するには、決まった時間指定された大学に通い講義を受けないとなりません。もちろんタダではありません。教壇に立つかわからないのに、何万もかけるのか、それに仕事も休んだり定時であがるようにしないと通えません。本当に小学校の先生になる気持ちがないと、あまり必要な資格ではないと思ってしまっています。
コロポックル (40代女性)1992年3月