私は車が大好きでしたので、車に関わる仕事がしたいと考え自動車整備士を目指しました。そのため工業高校の自動車科に進学しました。独学では資格取得は無理だと思っていたので、工業高校か、専門学校で学ぶしかないと思っていました。勤めながら整備士を目指すこともできますが、教育機関に通って取得するほうがまだ楽だと思います。高校で学科と実技を学ぶことによって受験資格を満たしますし、実技試験が免除になります。実技はエンジンの分解組み付けや試運転など、車好きには楽しい授業でした。授業は受験資格と実技試験免除を満たすために、卒業ギリギリまで行っていました。他の高校では、卒業近くになると登校が任意になるので、そこは羨ましかったですね。実際の学科試験は卒業してから行われて4月頃でした。整備士には必須な資格です。それ以外の製造業など他の業界でも、自動車整備士の資格を持っていると一目置かれます。特に自動車関連の会社ですと、自動車の構造を分かっているので重宝されますし、就職、転職に有利です。実際に自動車は最先端の技術で出来ていて、それを整備士は知っているので色んな設備や機械の構造を理解するのが早いですね。勉強の過程で得た知識、経験が他業界でも活かせると実感しています。
たいすけ (10代男性)平成5年4月