司書を一生の仕事にすると決め、図書館情報学科のある大学を選びました。「司書資格取得用講座」取得が必須であり、卒業すれば資格取得ができる仕組みです。しかし授業のすべてが図書館、司書、情報などについての専門的なものだったので、ただ資格を取るだけでなく図書館情報学を深く極めることができました。4年間じっくり学べたおかげか市立図書館職員および国家公務員2種試験(※現在廃止)に合格し、大学図書館職員として10年あまり勤務しました。望めば日本全国の大学図書館での仕事も可能です。諸事情によりチャレンジできなかったのが心残りですが、子供の頃から夢見ていた仕事に携わることができ幸福でした。本が好きなら賭けて悔いない職種だと思います。
ホンノムシ (20代女性) 1990年