合宿で大型二種免許を取得しました。バスの運転士が夢でしたので、免許取得に必要な資格「満21歳以上で、普通免許を取得してからの期間が通算して3年以上あること」を満たしてからすぐに取りに行きました。期間は3週間程度だったと思います。教習所で受けられるのは実技試験のみであり、学科試験は免許試験場で別途受験しなければなりませんでした。運転が難しいと感じるかどうかはそれぞれであり、同じ大型二種を取得しに来ていた他の方々も上達の速さには個人差がありました。普段から仕事で4トントラックなどを運転している方は感覚をつかみやすいのか、めきめきと上手になっていまいした。私自身は大変時間がかかりましたが…。現在、バス会社は常に人手不足で大体の会社で求人募集をかけています。よく募集のチラシなどには「養成制度あり」と書いてありますが、これはその会社に応募する時大型二種を待っていなくても採用後、会社が免許取得のための費用を一時的に負担しますということです。会社に費用を借りているということなので、採用後は毎月の給与の中から返済していく仕組みです。結局自分のお金で払うことには違いないので、私は応募前に自分で取得しようと思いました。また、女性で若いというハンディがあるので(もちろん現代は女性の運転士さんもたくさんいらっしゃるのですが、一つの会社における女性運転士の数は圧倒的に少ないです)、自分は本気でバスの運転士になりたいんだということ、そしてそのスキルを証明する免許もすでに持っているのだということが最大のアピールと判断しました。無事、ある路線バス会社に受かり、運転士になるという夢を叶えることができました。資格を取るということは自己実現の達成への大きな足掛かりになると思います。
ロッドユール (20代女性) 平成25年6月