この国家試験を取得しようと決めたきっかけは、旅行業界に就職するためでした。しかし、国家試験について調べると、合格率が非常に低く、独学では難しいと思い、専門学校で国家試験に向け勉強しました。旅行業務取扱管理者の国家試験は、国内と総合の2つがあり、9月と10月に毎年行われます。教科は、@旅行業法A旅行業約款B国内旅行実務(JRや航空会社・旅館等の運賃計算や国内観光地理など)C海外旅行実務(国際航空運賃計算・出入国に関する問題・海外観光地理・英語など)です。中でも特に重要だと感じたのは、JR規則・運賃計算でした。特に得点の比率が高く、理解するのが非常に難しかったです。航空会社の規則とJRの規則がよく似ていて間違えて覚えてしまったり、JRのルールの中でも例外があったり・・・ということがありました。とにかく問題をたくさん解いて、何が原因で間違えたのかを1つ1つ覚えていく事が大切です。また、試験本番の時は、周りは気にせず、自信を持って問題を解いていったほうが良いと思います。この資格は就職の際に非常に有利になりますし、一回取得すれば生涯有効なので、取得して良かったと思います。
旅行業経験者 (20代女性) 2014年