ガス溶接作業主任者は、アセチレン溶接装置やガス集合溶接装置を使用して溶接する時に、選任が必要な資格です。部下に溶接作業の方法を教えたり、作業の指揮をしたりすることが仕事内容になります。私が勤めていた会社ではガス溶接を用いて製品製作はしていませんでしたが、現場改善で使用していました。私は技術部に所属していた時に、ガス溶接を使っていました。自分で使用するならガス溶接作業者の資格があれば問題なかったので、ガス溶接作業主任者はその時は取りませんでした。安全衛生担当になった時に、ガス溶接を使う従業員の安全を守るためにガス溶接作業主任者の資格を取りました。この資格は、部下の安全と健康を守る事が第一の使命なので、改善場を担当する製造部の課長、係長と技術部の役職者に取ってもらいました。ガス溶接作業主任者の選任条件と仕事内容は最初に述べた通りですが、やはり部下をケガや病気から守ることが最も大切なので、集合装置を使っている使っていないに関わらず、ガス溶接を行う部署の管理監督者には必ず取得してもらいたい資格です。ガス溶接作業主任者は受験条件があり、試験で資格取得するので需要があります。ガス溶接は製品製作だけでなく、溶断や表面焼き入れなど活躍する頻度が高い溶接法です。それゆえ、ガス溶接作業主任者の資格は必要とされますよ。
たいすけ (30代男性)2013年5月