教員採用試験は公立の教員になるためには合格必須です。試験内容は各都道府県ごとに違いますが、主に教職に関する知識・専門分野に関する知識・模擬授業・面接・小論文のいずれかで構成されています。専門分野に関する知識はそれほど難しくありませんが、意外と難しいのが教職に関する問題です。教職に関する知識は教育哲学から教育制度まで幅広い内容が問われますので、こつこつと勉強しておくことが重要です。ここを乗り越えられるかどうかが教員採用試験の第一関門です。模擬授業に関しては内容面よりも立ち振る舞いを意識することが大事です。自信をもって堂々とした態度で授業をすれば、低い評価を受けることはありません。小論文に関しては思考力と文章力が問われますが、一朝一夕にどうにかなるものではないので、日頃どれだけ本を読んで文章を書いているかが得点に結び付きます。教員採用試験は難しいと言われますが、基礎学力と勉強する習慣、そしてキチンとした試験対策ができていれば普通に合格できます。
井上太郎 (20代男性) 2014年