建築施工管理技士

私は大学を出たのち少しだけ会社員を経験し、その後家業の塗装工事業を生業とするようになりました。平成22年に大きな倉庫の塗替え工事を手掛けたのですが、その時の元請担当者から「大学も出てるのに大した資格無いのはもったいない、君なら1級建築施工管理技士くらい取れるやろ?」と言われたのがきっかけでトライしてみることにしました。独学で臨むことにしたものの、ゼネコンの現場監督程度の知識を求められる資格で、塗装や改修工事ばかりの私には基礎だの鉄筋だのコンクリート等の知識はまるで無く、勉強には苦労が伴いましたが、参考書や過去問題集で分からないところはネットで検索し、イメージがわかない場合は画像検索もして、あとは用語解説等を徹底的に「書いて書いて書きまくる」つまり書いて覚えることに徹しました。が、40代後半にもなると根を詰めて勉強しようとしてもとにかく目が疲れます。しかも平成23、24年と連続して不合格。そこで平成25年は「くら替え」して1級土木施工管理技士を狙うことにし、それでもダメなら諦めると決心しました。その時に偶然見た無料講座の動画で目からウロコが落ちました。「施工管理は数値が重要。経験記述の試験では管理の指標となる数値を明記するように」とのこと。この教えを守って臨んだ平成25年の1級土木施工管理技士の試験は一発合格!翌平成26年には再び1級建築施工管理技士の試験に再チャレンジしリベンジを果たしました。合格者年齢層では30代後半が多いとのことですが、50歳手前でもやれば何とかなるものですね。建築と土木の施工管理技士(セコカン)を取得でき、仕事にも資格が役立っていますが、本音言うと「もう勉強はしたくない」です。資格はなるべく若いうちに取得しといた方がいいですよ。
ともぞう (50代男性) 平成23年から平成26年


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