介護保険請求事務

私は介護保険請求事務の資格を取得し、民間企業の介護施設に就職出来ました。介護保険の請求を行い、国民健康保険団体連合会(以下、国保連)に電子請求(伝送といいます)します。流れは、月末頃から遅くとも3日までにケアマネージャーが作成した先月分の提供票に基づいて実績覧に?1”をつけます。提供日にサービス提供出来なかった場合は?×”をつけます。実績をつけ終えたら利用者の担当ケアマネージャーに複写した提供票を持参するか、FAXで報告します。ケアマネージャー・各訪問介護事業所やデイサービスなどのサービス事業所は介護ソフトに実績を入力し、レセプトを印刷して最終チェックします。チェックポイントは利用者の生年月日・性別・要介護度・認定有効期間・居宅介護支援事業所(ケアマネージャー)の事業所番号の一致・請求単位数などです。以下の項目を全一致して、各事業所は10日締切までに国保連に伝送します。伝送後、利用者には1から2割分の請求書をソフトから打ち出し請求し、支払ってもらいます。国保連は項目チェックを行い、審査にかけます。審査が通れば利用者の保険者(自治体)から8から9割分の保険請求額が報酬として国保連経由で振り込まれます。審査が通らない場合は1日に返戻表として介護ソフトに伝送すると戻ってきます。返戻表が着たら、請求内容が不一致なので間違えている部分を訂正して再請求します。そして再度審査請求かけます。以上が介護事務の一通りの流れです。ただし、介護保険法は3年毎に改正されます。これは厚生労働省から各都道府県・各市町村へと通達され、改正点は従わないと介護事務の請求が通らなくなり、場合によっては実地指導・監査が都道府県・市町村から入られ、介護保険法に逸脱となると今まで請求した分を一旦返して正しく再請求を行い、返還金額を都道府県に報告しなければなりません。なので、タイトル通り介護事務の資格以外に介護保険法の知識も必要と経験を積んでいくと必要になってきます。私は、介護事務を8年間行いました。大変でしたが、良い経験させて頂きました。
ランドリー (20代女性) 平成17年3月勉強して4月に取得


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