介護福祉士試験

アロマセラピストとして20年以上のキャリアを持つ私ですが、アロマセラピーをはじめた頃には、日本ではほとど認知されていませんでした。アロマ・・カタカナということや、においでいい気分になる?など、あまり本格的な資格としては、受け入れられませんでした。誰かに、実感して欲しいということばかりを考えていました。何か足がかりになるものは内科と試行錯誤の毎日。対象者は若い女性ばかりではなく、老若男女誰でも、不快な症状を抱えている人になら施術したいと考えていました。高齢者の介護施設へ訪問してボランティアとして日々、たくさんの方にお会いして、施術してはいましたが、単なるお手伝いさんでしかありません。これでは発展はない、何かしら確固たるものが欲しいと考え、思いついたのが介護福祉士でした。ヘルパーさんでは国家資格ではありません。やっぱり国家として認められた資格を手にして、胸を張って施設を訪問できるのは国家資格しかない。そこから一念発起して、まず通信教育で2年、スクーリングにも何度も通い、受験資格を得たのでした。アロマセラピーで勉強した内容とかなり重なる部分がありましたので、一部の分野での勉強は楽しめました。試験は筆記、その合格者の中から実地試験を受験し、その上で指定の施設で実習を終えたすえでの、合格でした。嬉しいというより、ホッとしたというのが実感でした。現在は、その資格を活かして、高齢者の方々への施術を主に行っています。介護福祉士という資格の大きさを感じる毎日です。
アロマハウス (50代女性)平成17年5月


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