技術士(補)試験

技術士は工学系の各分野に対応する試験ですが、とりわけ受験者が多いのは建設分野です。なぜなら、建設業界では技術士を持っていることを要件とした入札が行われているためです。技術士試験を受けるためには技術士一次試験を受験するかJABEE認定を受けた教育機関を卒業して技術士補相当にならなくてはいけません。出身大学がJABEE認定されていない場合、試験を受けて技術士補を目指す必要があります。試験は受験部門の専門科目、技術士としての基礎科目、技術士規定を問われる適性科目の3種が行われます。それぞれの部門で半分以上の正答率で合格です。問題は例年同じようなものが出題されるので、過去問を数年分解けるようになれば合格は堅いです。技術士になるためには、一次試験合格に二次試験を受ける必要があります。二次試験受験には一定の実務経験等の要件が必要になるので、一次を受けてから数年後に受験する方が多いそうです。
戸山早苗 (20代女性) 2017年10月


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