危険物取扱者と消防設備士とボイラー技士と電気工事士と冷凍保安責任者を取得した後の話です。その時には実務経験が5年で次に取得しなければならない資格が電気主任技術者か建築物環境衛生管理技術者でした。ここから役職や部門などが大幅変わるのですが、私は悩み続けた後に、建築物環境衛生管理技術者を選びました。何故かと言うと、ビル設備管理士の仕事内容が「電気」「空調」「衛生」「消防」でありまして、お客様に快適な環境を提供するには、どうしても「空調」と「衛生」が必要だったからです。個別空調なら建築物環境衛生管理技術者が無くても、お客様が自由に空調を設定すれば良いだけの話なのですが、3000uの建物の改修工事ですら個別空調だと3億円がかかり、セントラル空調だと1億円ですむからです。これが35万uですと単純に計算しますと改修工事は個別空調で448億円、セントラル空調で116億円です。仕事を行いながら資格勉強を行い、実務経験8年の時に願書を提出したのですが、試験を受ける年度に重い病気にかかり一時的に断念しました。それから12年が経ち、辞めた会社から実務経験書を頂き再度、試験を受けて取得したいです。尚、法律的には3000u以上の建物から建築物環境衛生管理技術者が必要です。
ローラン (20代男性) 平成19年3月