保育士試験

子どもを授かったのは35歳の時でした。それまで子どもとは無縁でしたので妊娠してから初めて子供についての疑問点がうかび保育士試験を受験するきっかけとなりました。通信教育等も考えましたが、費用がかさむため独学で勉強をしました。驚いたこととしては筆記試験は8科目10教科もあるということでした。心理学、教育学、社会福祉学、食と栄養等と分野が多岐にわたっており幅広い知識が必要でした。私は幸いにも心理学や福祉関連のことは学んでいたので得意な科目から手を付けました。でも、すべての科目を6割以上とらなくてはいけないので、苦手分野はとても苦労しました。10教科を全部合格しないといけませんが有効期限が3年なので、計画的に勉強をすすめることと決めました。一発合格は半分あきらめ、1年目は5教科合格。2年目は3科目合格。栄養系分野と保育実習理論(特にピアノ)がとても苦手です。結局は、産まれたばかりの子の面倒をみながらの勉強や試験対策は難しく、実技試験まで手がまわらない状態で3年目にも合格できずあきらめてしまいました。あの時もう少し頑張っていれば、いまの職業とは違ったかもしれないと思うことはあるのですが学んでよかったと思います。
りんこんとろ (40代女性) 平成24年


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