小売業に従事していた頃、会社から取得するよう言われ、入社前に3級、入社後に2級を取得しました。テキストを読み、市販の問題集を繰り返し解いて勉強しました。学生時代、経営・組織論を少しかじっていたので、勉強はスムーズでした。小売業に従事していた頃は、さほど規模の大きな会社ではなかったこと、管理職ではなかったこと等から、資格手当てが付く以外で資格が役立っている実感はさほどありませんでした。その後、縁あって授産品を作っている障害者施設で働くことになりました。職員の多くは福祉業界以外での就労経験がなく、接客マナーや商品陳列など、販売士資格取得のために学んだ知識・技術をフル活用して、授産品販売と就労支援を行いました。福祉分野に行って、販売士が役立つとは思いませんでしたが、販売が難しい授産品の販売に携わる人こそ、モノの売り方・魅せ方・管理のしかたを知っていた方が良いと思いました。福祉分野の方にも取得をお勧めしたいと思います。
suzume (20代女性) 2006年