知名度や合格率で易しいかと思いきや、実際には「話し言葉」「日本語」の知識や、表現方法などをしっかり身につけておかなければ合格しないと思います。私は民間企業で人事業務に携わっており、式典関係の司会経験や人前で話す経験が多くありました。また先に秘書検定1級、ビジネスマナー検定1級を取得しておりましたので、正しい敬語や言葉使いは基礎部分が備わっていたと思います。それでも専用テキストなしで受験することはお勧めいたしません。専用のテキストを購入して一通り頭にはたたきこんでおくべきかと思います。出題傾向は変わらないようなので、過去問題からある程度勉強の範囲は絞れるかと思います。筆記については1ケ月も勉強しておりません。絞った出題範囲で苦手なところを集中して勉強しました。ただし先に記載したように、私は秘書検定1級、ビジネスマネー検定1級を先に取得していたのでアドバンテージはあったと思います。実技については出題テーマについてきちんと文章に起こして制限分数内でしゃべれるように繰り返し練習をしました。試験会場では相当に緊張するので、頭に叩き込んでおくことが大前提です。当日課題は「夏と冬どちらが好きか」というテーマでした。いきなりのテーマを瞬時に頭の中で三段階構成などで組み立て、制限時間以内でスピーチしなくてはいけません。話しに慣れていない人にはなかなかの難易度かと思います。私が合格できたのは人前でのスピーチに場数を踏んでいたこと、秘書検定、ビジネスマナー検定を取得していたことでベースがあったことがあり、短時間での勉強で合格できたと思います。
おかっぱ (40代女性) 2016年