私は20代のころカナダに1年ほど留学をしておりました。ライティングは苦手ではありましたがスピーキングやリスニングは得意で、留学して半年ほどするとネイティブカナディアンとの日常会話もできるようになりました。帰国後は留学で養った知識を生かすために外資系ホテルのフロントとして約1年半勤務をしておりましたが、やはりサービス業となると給料がそこまで良くないため転職を考えるようになりました。そこで転職先に選んだのが貿易事務です。カナダで習得した英語を生かすことができるのと、事務だと年をとっても働くことができるという安心感からです。ただやはり貿易事務は未経験での採用は難しいため、せめて資格だけでも取得しておこうと『貿易実務検定C級』のテキストを購入し独学で勉強しました。勉強した期間は約3か月程度だったかと思います。貿易実務検定の参考書を購入し、一通り読んだ後は過去問をひたすら解いていくような勉強方法です。この学習法をした結果、見事一発で資格を取得することができました。そこまで難易度の高くない視覚化と思います。そして資格取得後、貿易事務の求人を探し3社ほど受けたのですが、やはり資格や英語が話せたとしても実務経験がないと厳しいと採用はしてもらえませんでした。また今までの職種にも原因がある可能性があります。今まではどちらかというと販売やサービス業という職種が多く、勤務開始時間も10時などだったので、朝早くから勤務できるかという心配も相手方にあったようです。ただ単に資格を取得をして以前の業種がまったく違ったものだと採用までの道のりは遠いのだなと実感しました。
rico (30代女性) 2011年10月