ボイラー技士試験

某建物で働いていた頃、23時に起こった事です。 「キュルキュルキュル」と言う異音が聞こえたので、現場へ見に行きましたら給湯ボイラーからでした。慌てて管理室に向かい主任に電話をしました。主任の返答は「原因をつきとめてくれ。宜しく頼む」でした。地下1階の機械室に急行し原因を調査しました。原因はファンのベルトが1本切れており、もう1本が滑っていました。その時に気付いた事がありました。何と燃焼確認の安全装置が無効になっていました。今もう1本のベルトが切れれば大爆発です。即座に緊急停止ボタンを押しました。幸い給湯ボイラーは2台あり、8月なので1台でもつはずだと判断しました。24時から9時まで寝ずに30分おきにデーターを見ました。合計18回。9時になり主任が確認。「ああ、ベルトだな。直ぐに業者を手配する」と主任は発言しました。私は10年間ビル設備管理士を行っておりますが、死と隣り合わせな仕事です。
ローラン (20代男性) 平成16年8月


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