今回はITパスポート試験という資格試験に対して私なりの体験と見解を書いていきたいと思います。大学2年の夏休み前、情報の先生に相談したことがきっかけでした。「私は先生の講義でPCのことに興味を持ったのですが、苦手意識があって・・・。何か情報系で取っておいたらいい資格とかありますか?」と聞いてみたら、「MOSとITパスポートはお勧めですね。ITパスポート試験は知識編重ですが、基本情報技術者試験ほどは技術色が強くないので、導入には打ってつけですよ」と言われ、書店でテキストを見てみることにしました。MOSは学生の私にとって、受験料が高かったので厳しかったですが、ITパスポートは確か5000円くらいだったと記憶しております。それならと思って受けてみることにしました。夏休みを使って、参考書と過去問題集のやり込みをこれでもかというくらいやりました。その結果、全くITの知識がなくても7割2分の合格点で合格できました。苦手とかって案外テキトーなものなのかもって気づいたのがこの瞬間でした。今ではPCの勉強の面白さ、重要さがよくわかります。「あ、なくしたUSB見つかった!でも、ウイルスに感染してるかもしれないから、ウイルスチェックを家でやってからじゃないと大学のPCには繋げないな」とか、昔の私ならこんな知識もなかったんですから。ウイルスの被害者が簡単に加害者にもなる、そういうネット社会の怖さをITパスポートで知りました。情報処理推進機構(IPA)という所も参考にして、できるだけ周りにもセキュリティ上の諸問題と対応策をシェアするようになりました。これからITパスポートを受ける人、ぜひ一発で合格しましょう!問題を解くためだけ、点を取るためだけの演習にならないように注意です。日頃からセキュリティ上の重要な問題、対策や、バックアップなど、テキストに書いてある保護対策を「やって初めて意味がある」んですよね。もしデータベースが分からなかったら、実際にMySQLを動かしてレコードを挿入してみるだとか、テーブルを削除してみるだとか、そういう「遠回り」もしながら「実践力」を身につけていってください。ミイラ知識にならないことを祈ります。せっかくの情報技術、使いこなさないともったいないよね!という気持ちで、使える情報はバンバン使いこなしていきましょう。
kyouya (10代男性) 2015年10月15日