私は学生から初めて社会に出て勤めた仕事が病院の受付だったため、必然的に医療事務を先輩たちから教えられました。そこで実際に働いて、いらした患者さんの診療費用を計算して、患者さんのお帰りをお見送りするという一連の作業を覚えました。しかし診療費用の計算の仕方は覚えても、月末のレセプトの計算方法は、専門職の方が別になさっていたので、全くわかりませんでした。「このままだとせっかく診療費用の算定は出来てもレセプトは出来ない、不完全な格好になる」と焦った私は、ニチイに通って医療事務の資格を取ることを決心しました。覚える事は、とにかくレセプトの算定方法のみです。これがとにかく難しくて2回試験に落ちましたが、3回目の挑戦で何とか資格を取ることができました。今は医療事務とは全く関係ない仕事に就いていますが、そのうち生かせれば良いなと思っています。
いちごカプリコ (30代女性) 2010年5月