医療事務管理士

いわゆるリーマンショックという時代に、当時勤めていた会社が希望退職を募りました。間も無く勤続10周年というタイミングでしたが仕事環境や事務の仕事内容にもマンネリしていた私は退職を決断し、転職活動をする事になります。色々考えた結果、長い目で見て医療事務の勉強をして医療機関への再就職を目指すことにしました。ハローワークが行なっている職業訓練を受けるのに、医療事務は倍率が高く、選考試験に合格しなければ職業訓練を受けれないという状況でした。一度目は落選。再度チャレンジして受けれる事になりました。もともと計算という事が大の苦手な私なのですが、同じクラスの中でおいていかれないように帰ってからも復習する毎日でした。その後、試験になんとか一発合格して、いざ転職活動してみると、個人クリニックなどはキャリアがないと採用されず、また年齢も29歳というのもあって難しいものがありました。いくつか応募、面接したのですが結果は出せず、最終的に医療事務を委託されている会社に登録し、市民病院に派遣される形で落ち着きました。お給料は正直激安で、レセプト報酬の算定期間に入ると1週間くらい深夜までやるという大変さを知りました。膨大な量のレセプトを確認するのに集中力の維持をする事も大変でした。結婚を機に退職しましたが、現在はまた計算や点数も変わったようで、復帰しても初心者と同じなるんじゃないかなと不安が多いです。ただ、医療事務はレセプトのお仕事だけでなく、患者さんとのコミュニケーションもあり、そういった人との関わりは他には変えられないものだという事を強く感じました。どんな事でも、やってみてわかる事がありますね。
rokooo (20代女性) 2010年1月


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