きっかけは同期の転職でした。入社5年目の私は事務職としてほぼ全ての仕事も覚え、このままずっと働けそうだと安心していました。そんなある日、同期だった一人が転職すると言い出し、さらにもう一人の同期も「ここにいると何も変わらない」と転職することを決意。安定した毎日に満足していたはずなのに、それを捨てて転職していく二人がキラキラと輝いて見えました。そんな時、目に入った「資格取得」のチラシ。今すぐ転職する勇気はない、でも何かを変えたいという気持ちとぴったりはまりました。そこで選んだのが医療事務の資格でした。資格があれば万が一の時も困らない、そして自分へのハードルとして始めました。結果的にいうと途中で挫折しました。続けることがいかに難しいかを実感しました。現在入社7年目、資格取得はできなかったものの毎日忙しく働いています。新しいことを提案し、より効率よくするための努力を惜しまないようになりました。あの時何もしていなかったら、頑張ることを忘れていたかもしれません。手に職をつける、というのも重要なことですが、新しいことにチャレンジするきっかけとして資格を取得してみるというのはとても良いことだと実感しています。
よくいるOL (20代女性) 2015年