液化石油ガス設備士

液化石油ガス設備士はLPガス会社で配管工事作業を行う為に必要な資格です。資格手当が私の勤務先では2000円出ました。筆記試験(保安管理技術+法令)+技能試験が基本ですが、LPガス会社に勤務(経験1年以上)しているのであれば3日間の講習を受けることで筆記試験の保安管理技術が免除されて法令のみになります。筆記試験合格後に技術試験に合格すれば資格取得となります。私はLPガス会社に勤務していたので講習を受けました。法令はまず落ちることのない試験なので、難なく合格しました。技術試験は筆記試験受験後約2か月程後にあり、その間に配管の組み立て練習をひたすら繰り返します。ですので、まず落ちることはないのですが、私は一度落ちてしまいました。配管を組み立てた後で圧力検査を行うのですが、なぜか圧力が落ちてしまい調整をするも時間切れになってしまったのです。試験に落ちても3か月後に筆記試験は免除で再度受け直せるのですが、再受験までは散々上司に嫌味を言われ続けました。優しい先輩上司がネジ切り機械で配管を切った後、熱を持っている為急激に温度が下がりやすいので試験官にばれないように配管に手を当てて温度をさりげなく上げるのがコツだよと助言をくれたのと次落ちたらという恐怖で必死に練習をして、2度目は合格しました。合格してからも5年程後輩が受験する度に嫌味を言われ続けました。それ位よほどのことが無い限り合格できる試験なのです。補足ですがこの資格は一度取っても有効期限があるので、初めて取った場合は3年後、継続の場合は5年毎に講習(1日座学)を受ける必要があります。
T.ヨシダ (20代男性) 平成17年9月(1回目)〜12月(2回目)


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