鉄鋼会社の一般事務から、畑違いの婦人服メーカーに転職をしたのを機に受験しました。当時は販売やお客様への接客をするにあたって何の知識もなかったので、少しでも新しい仕事の役に立てばという思いからです。通信教育で勉強して受験、当時は3級に合格しました。店内の陳列レイアウトとお客様の歩く動線の関係などは、実際の業務でも通用して良い影響があったのではないかと思います。販売士の資格の必要性に関しては、しょせんは机上の勉強ですので、実際には販売士の勉強内容とは異なる点も多かったり、心得違いをしている点も多かったですが、転職の心構えのひとつとして、基本的な知識を得ていることによって自信が持てた点が一番良かったところだったと思います。
カルテット (20代女性) 平成5年7月