ロータリー式さく井工事作業
そもそも「さく井（さくせい）」とは、地中・海底等から石油・天然ガスや温泉・水等を採取するための井戸等を掘削することです
危険もありますかから、さく井の従事者には掘削に使われる機械を操作・運転する技能や、地質構造等を判定するための知識・技能が必要となるのは当然ですよね。
この資格、技能検定は、さく井工法のうち、ロータリー式さく井工法と言われるものの作業に関わる技能検定です。
ロータリー式さく井工法は、ビットと呼ばれる刃先を回転させながら地層を堀り進む・・・とうのが基本的な原理
です。なんか凄そうですよね。でも危ない技術、作業でもありますよね。
さて、技能検定「ロータリー式さく井工事作業」では、このロータリー式さく井工法に必要な技能・知識を対象としています。
内容
- 地質柱状図作成、さく井工事施工、揚水ポンプ据付け、揚水試験、積算などの工事作業に関する技能・知識
- 井戸一般、施工法一般、材料、ポンプ、揚水試験、地質柱状図、関係法規、安全衛生などに関する知識
１級
- 高度な堀削・遮水、堀削孔の複雑な曲がりの測定・修正、複雑な地層での採水層の判定
- 設計図・仕様書などによる積算を含んだレベル
２級
- 通常の堀削・遮水、堀削孔の単純な曲がりの測定・修正、単純な地層での採水層の判定などが出来るレベル
- 積算は含まれていません。