金属塗装作業は、技能検定のひとつです。
技能検定とは、「働く人々の有する技能を一定の基準により検定し、国として証明する国家検定制度」で、職業能力開発促進法のもとJAVADA 中央職業能力開発協会が試験問題の作成を行い、各都道府県で試験が実施されています。
そもそも塗装とは何か。多くの人にとっては、なかなか考えたことがない問いかけかもしれません。
塗装は塗料を用いて被塗装物を塗膜で覆うことです。言われてみれば当たり前ですね。ではなぜ塗装するのでしょう。塗装の目的は主として、保護、美装、機能性の付与等と言われています。
さて技能検定における「塗装職種」は塗装をする仕事を対象としています。
被塗装物の種類、目的等によって各作業に分かれていますが、そのうち「金属塗装作業」は、金属を塗装するのに必要な技能・知識を対象とした技能検定になってります。
3級
金属塗装作業3級の内容は、
・素地調整、
・養生
・塗り
・研ぎ
・塗装一般
・材料
・安全衛生
などに関する技能・知識
2級に含まれているへら調整、下地材の調合・下地付け、塗料の調合・色合わせ、仕上げ、膜厚・塗り色判定、塗膜修整などは含まれていません。